マリナーズ入団の青木宣親、岩隈の残留熱望 「自分の契約に入ってる」!?

年俸6億7000万円で正式契約、背番号は「8」、イチローの「51」は「つけられない」

 ジャイアンツからフリーエージェント(FA)となっていた青木宣親外野手がマリナーズと正式契約を結び、本拠地セーフコフィールドで入団会見を行った。昨季は頭部に死球を受け、脳震とうの後遺症でシーズン後半戦を欠場していたが、身体検査も無事にクリア。背番号は「8」に決まり、FAとなった岩隈久志投手の再契約も熱望した。

 米CBSスポーツのジョン・ヘイマン記者がツイッターで報告したところによると、来季の年俸は550万ドル(約6億7000万円)で、2017年は選手側が選択権を持つ年俸600万ドル(約7億4000万円)の契約延長オプション付き。いずれも最高150万ドル(約1億8500万円)のインセンティブ(出来高)が付く。今季まで所属したジャイアンツが破棄した来季の契約延長オプションは同じ年俸550万ドルだった。

 会見に臨んだ青木は「すごく新しい気持ちだし、とにかくこのチームに来て自分の中で決意みたいなものが湧いてきました」と笑みを浮かべた。

 リードオフマンとして期待されているが「(マリナーズには)中軸を打てるバッターがすでに揃ってますし、自分が出塁することで点数をもっともっと稼げると思うし、そうすればチームに貢献できる。自分も必ずフィットできると、自分に期待してます」と意気込みを語り、「脳震とうは全く問題ない。ハードなトレーニングをしてるし、万全の状態でシーズンを迎えられると思います」と話した。

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