MLB移籍を目指す李大浩、呉昇桓の現状は? 「契約がまとまることなく…」

「呉昇桓が刑期を免れ、事態がすぐに収まれば、MLB球団に大きな問題にはならない」

 また金賢洙は、広島からポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す前田健太と同じ大手エージェント会社「ワッサーマン・メディア・グループ」と契約しているという。ウィンターミーティング中に契約とはならなかったものの、同紙は「メジャーの2球団以上からオファーを受けている」としている。

 そして、違法賭博問題で阪神が残留交渉を打ち切った呉昇桓についても、現状を詳しくレポート。「あるア・リーグ球団関係者は聯合ニュースに対し、もし呉昇桓が刑期を免れ、事態がすぐに収まれば、呉昇桓の罪がMLB球団にとって大きな問題にはならないのではないかと話したという」としている。

 さらに、阪神は呉昇桓と3年目の契約を結ばないと日本メディアが伝えていること、代理人が阪神が撤退したと話していることに言及。代理人の「(阪神)タイガースは呉昇桓のNPB復帰における立場を金曜までに知りたいと聞いてきた。我々は以後交渉することはないと彼ら(阪神)に伝えた」とのコメントも紹介している。

「代理人によると呉はメジャー契約の獲得を目標にしているが、彼の賭博罪に対する現在進行中の取り調べのため、それ以上の特定はしていないという」

 記事では、このように説明。インディアンスが興味を示しており、他にもブルペン強化を目指す球団があると触れているが、具体的なオファーなどの段階には至っていないようだ。

 NPB経由でのメジャー行きを目指す韓国人選手は、夢をかなえることが出来るだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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