MLBで“大事件”!? 息子のロッカー立入禁止に激怒→引退表明→同僚も激怒

前代未聞の事態、選手激怒で試合ボイコット寸前、強化責任者がクラブハウス出禁に

 ホワイトソックスのアダム・ラローシュ内野手が、スプリングトレーニング中のクラブハウスへの家族の立ち入りを部分的に禁止するクラブ側の措置に激怒し、引退を発表するという“事件”が起こった。これを受け、選手側がフロントに猛抗議したことで、強化責任者がクラブハウスから出入り禁止処分となる異常事態に発展している。米地元テレビ局「CBSスポーツ」が報じている。

 ラローシュは年俸1300万ドル(約14億5000万円)の1年の契約期間を残しながらも引退を発表した。理由はクラブハウスにロッカーもあるほど大事にしていた14歳の息子ドレイク君が、強化責任者のケニー・ウィリアムス氏から部分的な立ち入り禁止処分を受けたこと。記事によると、ラローシュは移籍時に家族のクラブハウスへの立ち入りを契約書に入れていたという。

 すると、チームメートからも愛されていたラローシュ家に対するクラブ側の決断に、選手たちが激怒した。16日のオープン戦でボイコット寸前までに事態は紛糾したといい、ロビン・ベンチュラ監督がなだめて何とか試合開始を迎えることができたと伝えられている。

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