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米6年目の元巨人・村田が激白 オフに阪神が獲得の報道も「もう1度挑戦を」

インディアンス傘下3Aコロンバスの村田透投手が独占インタビューに応じた。どん底から這い上がり、アメリカンドリームをつかもうとしている男の胸中に迫った。

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イ軍3A村田透、巨人を戦力外となった苦労人はなぜ米国で野球を続けるのか

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インディアンス傘下3Aコロンバスの村田透【写真:編集部】

 インディアンス傘下3Aコロンバスの村田透投手が独占インタビューに応じた。2007年の大学生・社会人ドラフト1位で巨人から指名を受けた右腕は、3年で戦力外となり、米球界に飛び込んだ。1Aから1つずつ階段を上がり、昨年6月28日のオリオールズ戦で5年目にして遂にメジャーデビュー。大きな一歩を踏み出した。

 昨季終了後には阪神が獲得に動き、入団が決定的との報道もあったが、米国で6年目のシーズンに挑むことを決断。今季も3Aからの昇格を目指し、スプリングトレーニングからアピールを続けている。

 米球界でどのように階段を上がってきたのか。なぜ過酷とされるマイナーで挑戦を続けるのか。日本復帰は選択肢になかったのか。そして、米球界6年目の今年にかける思いとは……。どん底から這い上がり、アメリカンドリームをつかもうとしている男の胸中に迫った。

――9日から始まったスプリングトレーニング。ここまでは順調ですか?

「ちょっとずつ良くなっているかなというのもありますし、やっと環境に慣れてきたというか、時差ボケも取れてやれるようになってきたので、あとはちょっと技術的な面を上げていかないといけないな、というもあります」

――13日の試合でメジャーのバックアップに呼ばれた。去年、メジャーで1試合投げたことで、周りの目が変わっている部分はありますか?

「立場的には、マイナーでも優位な位置にいるというのは確かだと思いますけど、特にこれという意識はしてないです。意識しても無駄ですし、ただ今やることをやるだけという気持ちがあるので、それだけです。意識しても一緒ですし、最善の準備をするだけです」

――15日の紅白戦で初実戦だった。米国は実戦までは早いですね。

「本来ならもうちょっと段階を踏ませてくれるんですけど、バックアップに行ったりという立場なので、どうしてもその兼ね合いで。でも仕方ないですよね。どうこう言える立場でもないですし、ましてや若い20歳、25歳のプロスペクト(若手有望株)の選手とも違いますし、それは気にしないようにしてます。そんなのを気にしていたらこの世界で生きていけないので、何とも思ってないですよ」

――去年のメジャーでの投球は忘れられないものですか?

「自分にとってターニングポイントというか、忘れられないものではあります。でも、この1回で終わるわけにはいかないという気持ちが自分の中にあるので」

――メジャーの舞台で投げる気持ちよさを感じましたか?

「投げた気持ちよさというか……夢に思った舞台でもあるので。このマイナーでやった気持ちがあるからこそ、『すごいな』って思える部分はあるでしょうし、この4年間、5年間で積み重ねたことがフラッシュバックしたというか……。そんなのもあるから(メジャーに)行きたいと思います。マイナーでしんどい思いをして、最高の舞台で投げられるというのはいいことだと思うので、そこで投げたいなという気持ちは強いです」

――今でも投球を思い出すことはありますか?

「特にそんな思い出さないですね。あまり後ろを振り返りたくないですし、過去を振り返っても仕方ないかなというのはあるんで、前に前に進んでいきたいなと。そこは考えないですよ」

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