日ハム大谷、日本最速163キロは「失投」!? 「未知のスピードではない」

163キロは「投げた時は分からなかったです。見てなかったので」

――序盤は140キロ台の直球もあった。

「得点圏に走者を置いてから、力を入れるようにしました。163キロを出した時も真ん中でもファウルを取れる保険をかけるようにしている」

――日本最速と知ったのは。

「投げた時は分からなかったです。(スコアボードの球速表示を)見てなかったので。さっき(試合後に)聞きました」

――日本最速球の直後に122キロのカーブでクルーズの併殺打に打ち取った。

「僕の頭の中になかった球。(捕手の大野)奨太さんが出してくれた。低さはいいところにいっているので、ああいう形になった」

――序盤は球速を抑えていた。

「今日は1人でいくつもりだった。なるべく最初は抑えめに投げました。早い段階で逆転したので、そこからは力を入れて投げました。なるべくこちらの流れでいきたかった」

――以前に「スピードで勝てるわけではない」と言っていた。その考えは変わらないか。

「ただ、ピンチでは(剛速球は)効果的。いつも厳しいところに投げられるわけではないので。球速の保険をかけながらファウルを取りにいけるのはいいかと思います」

――投球全体を振り返って。

「スライダー、カーブ、フォークも良かったと思います。要所要所でフォークが浮いていたので危なかったけど、全体的に良かったと思います」

――巨人戦は初勝利。巨人打線に対し、意識したことは。

「坂本さんの前に走者をためないことを意識しました。あとは各打者に長打がある。東京ドームで投げてますし、出来るだけ三振を取れるようにしました」

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