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日米で輝く88年組 今が旬の黄金世代

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「○○世代」「○○年組」は日本独自の区分?

 日本ではよく同世代を象徴する一人を表に立てて、◯◯世代や、生まれた年でひとまとめにし◯◯年組と呼ぶことが頻繁にある。日本の野球界でも代表的なのが1980年生まれの選手たちを、福岡ソフトバンクホークス所属の松坂大輔投手にちなんで、松坂世代と呼んでいる。

 これは国民的イベントである全国高等学校野球選手権大会である甲子園大会が大きな要因の一つとも思われる。高校1年生から3年生までの選手たちしか出ることが許されない大会とあって同世代の選手たちに自然と注目が集まる。

 米国では一つの世代をひとまとめに考え、メディアで◯◯世代と言われることはほとんどない。現在メジャーリーグではロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト選手(24歳)やワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパー選手(23歳)がリーグを代表する選手となったことで若い世代の躍進として見られることはあっても、それぞれの世代や年齢別に分けた考えをする場面はほとんどない。

 どちらかと言えば何年にドラフトされたか、「Class of ◯◯(何年組ドラフト)」ということでひとくくりにされることが多い。

 日本に比べると、米国では世代ごとに選手たちを捉えない傾向があるが、今回は一つの世代に注目してみることで同世代であってもリーグを代表する選手になるまでの道のりは様々であることを再認識してみたい。

 日米でどの世代が一番活躍しているのか?その答えを出すためにはおそらく多くの議論が必要となるだろう。ここではあえて日米でリーグを代表する選手たちを捻出している1988年組にスポットを当ててみたい。この世代に注目すると、現在日本ではリーグを代表する野手が多数存在し、米国ではリーグを代表する投手が多くみられる。さらには日本で成績を残し、メジャーリーグへ活躍の場を移した選手たちもいる。

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