「かわいくて応援したくなる」!? 話題の西武・台湾人通訳に直撃
なぜ日本に興味を持ったのか
――なぜ日本に興味があったのでしょうか?
「両親が日本企業で働いていました。家でも日本語の単語をよく使っていたので、親しみがありました。2007年に台湾での仕事を辞め、日本に来日して半年間日本語学校に通いました。今でも日々の会話の中で勉強中です」
――日本語の難しいところは?
「動詞の変化と敬語です。中国語は敬語がありません。英語もあまり敬語がないので、日本語は難しいですね」
――通訳をするうえで気を付けていることは何ですか?
「コーチ、選手が言うことを訳すのではなく、その時の状況を判断し、言葉遣いを選んで訳しています。この仕事で大切なことは、日本語を話せるかが1番ではなくて、野球を知っているかどうかが1番だと思います。野球を知らないとできない仕事だと思います」
――選手とのコミュニケーションで気を付けていることは?
「ピッチャーは打たれたら、コーチから今日の反省点について話があります。その場の状況に応じて、本人が落ち着いてから詳しく伝えています」