ハム栗山監督、大谷の登板は現状“白紙”強調 「ゆっくり考えます」

後半戦へ逆転V見据える栗山監督「目いっぱい最初からいく」

 プロ野球は19日から各地で後半戦がスタート。パ・リーグ2位の日本ハムは本拠地・札幌ドームで楽天と対戦する。

 前半戦終盤に歴代4位タイの15連勝を記録したが、首位・ソフトバンクとは6ゲーム差ある。栗山英樹監督は「対ホークスは意識してやらないといけない。残り60試合しかない。目いっぱい最初からいく」と意気込みを語った。

 後半戦のキーマンは大谷翔平投手だ。パ・リーグ先発投手部門のファン投票で選出されたオールスターでは今月10日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手中指のマメをつぶした影響で登板しなかったが、打者として出場。16日の第2戦(横浜)では球宴初アーチを含む3安打2打点と活躍。オールスターMVPに輝いた。

 15日の第1戦(ヤフオクドーム)で行われたホームランダービーではヤクルト・山田哲人、ソフトバンク・柳田悠岐を破って初優勝。強打者としての実力を存分に発揮したが、投手では後半戦は不透明なままだ。オールスター終了後に、大谷の復帰登板日について報道陣から問われた栗山監督は現状で“白紙”を強調した。

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