ハム斎藤佑「怪我は一番よくない」 早大出身選手が参加したイベントの意味
来季へ意欲見せる斎藤佑「肩の状態を良くしながらフォームを固めたい」
子供たちの前でピッチングを披露した齋藤は「楽しかった。プロは結果がすべてだが、もう一度野球を楽しんで結果を残したい。思っていてもなかなかできることではないが、そういう気持ちは常に持っていたい」と話した。また、「上を目指す上では怪我は一番よくないこと。楽しくて調子がいいと無理をしてしまうが、そういう時に限ってけがをする。自分が肩をけがした時も調子がよかった。周りが見ていてセーブしなくてはいけない」と、自身の経験を踏まえて呼びかけた。今季は0勝1敗、防御率4.56に終わったが、「肩の状態を良くしながら自分のフォームを固めたい」と来季に向け意欲を見せた。
子供から目標にしている選手を聞かれ「ソフトバンクの和田投手」と先輩の名前を挙げた有原は「後半は勝てない試合や大量失点した試合があったので、安定感、粘り強さを学んでいきたい」とその理由を話し、イベントについては「少しでも野球を好きになってくれる人が増えたらうれしい。有意義な1日になった」と充実した表情を見せていた。
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篠崎有理枝●文 text by Yurie Shinozaki