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野球人生の岐路に立つG杉内俊哉、150勝まで残り「8」―2017年復活なるか

岐路に立つ36歳は復調に手応え

 術後の球速は140キロ前後で、術前のように戻ってきている。しかし、ストレートの出来には納得していない。ボールの回転、ベース盤付近のもう一押しが足りないからだった。

 そのため実戦復帰しても1軍では戦えないと、首脳陣も自分自身も判断。16年の登板は見送られ、秋季練習から次のシーズンに向け、投げ込みを開始した。秋季キャンプではチーム最年長で参加し、感覚を取り戻すために、必死に投げ込んだ。復調へ手応えをつかんだ。

 鹿児島実時代は甲子園でノーヒットノーラン。右投手の世代のナンバーワンが松坂大輔(ソフトバンク)なら左の世代ナンバーワンだった。ホークスでも輝かしい成績を残し、巨人でも12年にノーヒットノーランを達成。優勝請負人として活躍した。WBCでも日本代表として先発、中継ぎとフル回転した男が、野球人生の岐路に立つ。

 150勝は杉内にとっても大きな節目となるが、次の143勝目となる白星が何よりも価値のあるものになるだろう。まずは15年7月以来、2年ぶりの白星なるか。36歳の復活の瞬間を期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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