清宮100号超え、オコエ2世、U18W杯初優勝…高校野球の17年注目ニュース

作新学院と智辯学園の連覇なるか?

○作新学院の夏春連覇、あるいは智辯学園の春2連覇は?

 昨夏はエース・今井達也(西武)を軸とした栃木・作新学院が、54年ぶりに夏の甲子園を制した。春は奈良・智辯学園が初優勝。今年のセンバツでは両校ともに出場が有力視されている。夏春連覇と春2連覇。揃って快挙を目指して戦う。

○オコエ2世にデカプリオ…万波、金成らのパワー

 昨秋、1年生ながら新チームで話題を呼んだのが、横浜・万波中正のパワーだった。コンゴ人の父、日本人の母の間に生まれた万波は右の強打者で、楽天のオコエ瑠偉2世という異名を執る。センバツ出場は絶望的だが、夏の出場に期待が掛かる。また、日大三にはアメリカ人の父と日本人の母を持つ金成麗生(れお)も、東京大会で本塁打を放つなど存在感を見せた。金成はセンバツに出場する可能性が残されており、春夏通じて楽しみな存在だ。

○U18ワールドカップが9月に開催

 昨年はアジア選手権で全勝優勝を飾った侍ジャパンU-18代表。ヤクルト・寺島(履正社)、日本ハム・堀(広島新庄)、西武・今井(作新学院)、同じく西武・鈴木(静岡)らの活躍、小枝守監督の手堅く勝利と1点を奪いにいく野球が光った。今年は2年に1度のワールドカップがカナダで開催。悲願の初優勝を狙う。

○プロ注目の強打で好リード捕手たち 

 清宮や安田といった強打の内野手がドラフト候補として挙がるが、4月に新3年生になる学年は捕手もいい。福岡大大濠の古賀悠斗、神戸国際大付属の猪田和希、滋賀学園の後藤克基、大阪桐蔭の岩本久重、横浜・福永奨ら、強打で好リードの捕手が揃っている。彼らの動向にも注目だ。

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