データでひも解く日ハム大谷 数字で見ても凄い“リーグNO1”の球種とは?

昨季は規定投球回に達しなくても、リーグ3位の174奪三振

 他の球種に目を移すと、スプリット(フォーク)は409球で空振り113球(27.6%)と高い数値をマーク。剛速球と落差の大きい縦の変化のコンビネーションで打者を翻弄していることが分かる。さらに、スライダーは504球で空振り93球(18.5%)、カーブは105球で空振り11球(10.5%)と続いている。

 他の持ち球と比較するとストレートの空振り率は低いため、「バットに当てられる」という印象があるのかもしれないが、それでもデータを見ればリーグ1位。大谷がいかにレベルの高いパフォーマンスを続けているかが分かるだろう。

 大谷は昨季、投手としては離脱期間があり、規定投球回に達しなかったにも関わらず、リーグ3位の174奪三振と高い奪三振数を誇っている。変化球は投球の軸となるストレートが圧倒的であれば、より一層の効果を発揮する。それを考え合わせてみても、三振を奪う際の絶対的な柱となっているのは、持ち前のストレートのようだ。

 将来的には人類最速の170キロ到達にも意欲を見せている二刀流。代名詞ともなった剛速球は、球速の伸びとともに「当たらないストレート」として進化していくだろう。果たして、今季も自己最速を更新してくれるか、今から楽しみでならない。

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