WBC出場の侍28人、メンバーのバランスは? パから15人、セから12人選出
辞退者がなければ、よりパ・リーグの選手が多いメンバー構成に?
過去3大会では06年の第1回大会(30人)がセ13人、パ15人、メジャー2人、09年の第2回大会(28人)はセ11人、パ12人、メジャー5人、13年の第3回大会はセ13人、パ15人、メジャー0人だった。
小久保監督は当初、追加メンバーで中島卓也内野手(日本ハム)を招集予定だったが、コンディション不良で辞退となり、さらに今宮健太内野手(ソフトバンク)も辞退したため、田中が選出された。構想通りであれば、パ・リーグ所属16人、セ・リーグ所属11人、メジャー1人と、パ・リーグの割合がさらに多くなっていた。
05年にスタートした交流戦でセが勝ち越したのは09年だけ。日本シリーズでも2000年以降の17年間で、パ・リーグが11度制している。日本球界では長く「人気のセ、実力のパ」と言われてきたが、小久保ジャパンはパ・リーグが多いメンバー構成で、世界一奪回を目指すこととなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count