メキシコ主砲、ドジャース合流後も怒り爆発「誠実さゼロ」「信頼に値しない」

禍根を残し大会を去ったメキシコ代表

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド(R)D組のプレーオフ進出を巡り、大混乱の末に敗退となったメキシコ。その無念さはいまだに選手たちの胸の内にくすぶっているようだ。ドジャースに所属するメキシコ代表主砲のエイドリアン・ゴンザレスもその一人で、同選手は地元紙に怒りをぶちまけている。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が伝えている。

 メキシコは12日(日本時間13日)に行われた同組最終戦でベネズエラに11-9で勝利。3戦全勝で終えたプエルトリコに次いで、メキシコ、イタリア、ベネズエラが1勝2敗で並ぶ形となった。この時点でメキシコ側はプレーオフ進出が決定したと捉え、WBC公式ツイッターなどもメキシコとイタリアのプレーオフ進出を速報。しかし、プレーオフ進出の可否を決める条件となった当該チーム間の失点率の認識の違いで、一転、ベネズエラとイタリアの進出が公式発表された。

 試合後の会見で、メキシコのエドガー・ゴンザレス監督が不満を漏らすなど紛糾。それでも翌日にはベネズエラとイタリアのプレーオフが行われ、ベネズエラが2次ラウンドへの進出を決めた。

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