日ハム栗山監督が“秘策”実行で連敗脱出 新たな勝利の方程式「考えていた」

3年目石川を8回登板で初ホールド、被弾も「勝った状態でつなげた」

 日本ハムの石川直也投手が12日、ソフトバンク戦(札幌ドーム)で今季初ホールドを挙げた。2点リードの8回に登板。先頭の柳田にソロ本塁打、続く内川に右前打を許したものの、後続をきっちり打ち取り、9回の増井浩俊投手につないだ。今季売り出し中の3年目右腕が、勝利の方程式の仲間入りを果たした。

「緊張しました。ホームランを打たれので反省しなくちゃいけない」と言いながらも「勝った状態でつなげたことは良かった」と石川直はうなずいた。

 柳田に打たれたのはカウント2-2から148キロの直球。「自分の中ではフォークもあるかなと、ちょっと迷いがあった中で投げてしまった。次はしっかり納得して投げたいです」と冷静に振り返る。原因ははっきりしていただけに引きずることなく、その後は自分の投球を心がけた。

 昨季までわずか1試合登板だったが、191センチの長身から投げ下ろすキレのある直球と落差の大きなフォークを武器に頭角を表してきた。今季初めて開幕1軍入りし、ここまで5試合に登板。5回を1安打1失点と結果を残し、白羽の矢が立った。

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