野球界にも「インバウンド」を―台湾ファン呼び込むパ・リーグの取り組み

パ・リーグのブースにも多数の人が来場

 日本がゴールデンウィーク真っただ中だった今月5日から8日にかけて台湾・台北で開催された「台北国際旅行博」。パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング(PLM)も「太平洋聯盟」としてブースを出展していた。

 会場内は人が溢れ、大規模な学園祭のような雰囲気。その中で「ジャパンパビリオン」という日本企業・団体によるエリアの中では、JR東日本・西日本、阪急阪神グループ、西日本鉄道などに交じり、プロ野球のパ・リーグの出展する「太平洋聯盟」ブースがあった。どのブースも訪ねる人が絶えないが、台湾人にもなじみ深い「野球」ということがフックとなるのか、パ・リーグのブースには多くの人が集っていた。

 3年連続3回目の出展となるブースでは、これまでと同様に球団から提供されたチラシや日程表の配布、「Pacific League Girls」とマスコットキャラクターによるパフォーマンスなども行われ、現地の人々と日本のプロ野球との接点を作った。これだけでも人を呼べるコンテンツではあるのだが、今年はさらに、VR(バーチャルリアリティー)のアトラクションを導入。VR視聴器具を装着すると、あたかも自分が埼玉西武のホーム・メットライフドームを歩いているような感覚を味わえるというものだ。

 ブーススタッフから手渡されるVR機器を物珍しそうに見る来場者たち。当初は怪訝な表情をしているのだが、スタッフに「360度見渡せる」と伝えられると、その場で首や体を回して驚きの表情を浮かべ、同行者らに勧めるシーンも多数見受けられた。

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