千賀ら輩出ソフトB育成に好素材 「汚い速球」で変貌遂げる19歳サイドハンド

育成から1軍戦力輩出のホークス、頭角現す2年目の野澤佑斗

 育成から飛躍的な成長を遂げる。そんなシンデレラストーリーを描いた選手といえば、今、真っ先に名前が挙がるのが、ソフトバンクの千賀滉大だろう。高校時代は全くの無名だった右腕は2011年のプロ入り後、急速に進化を遂げた。昨季は先発に転向し、初の2桁勝利となる12勝をマーク。侍ジャパンメンバーとして今春のWBCに出場し、侍から唯一の大会ベストナインにも選ばれた。

 ソフトバンクといえば、千賀をはじめ、投手では飯田優也や石川柊太、捕手では今季頭角を表している甲斐拓也、野手でも牧原大成や曽根海成、釜元豪などなど、数多くの育成選手を支配下へと輩出。その選手たちが1軍の戦力となり、現在の強さを支える1つの要因となっているのは知られているところだ。

 現在22人いるソフトバンクの育成選手。その中で、目立たないが、着々と結果を残している投手がいる。

 今月2年目の野澤佑斗。19歳の右サイドハンドの投手だ。

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