ハム栗山監督、5連敗「最悪な状況」 13連敗巨人との対戦へ“大胆メス”示唆

栗山監督、5連敗に“大胆なメス”示唆、「この形ではダメ」

 日本ハムは8日、本拠地で広島に3-5で敗れ、今季3度目の5連敗を喫した。試合後、栗山英樹監督はチームに大胆なメスを入れることを示唆した。

 昨年の日本シリーズで激闘を演じた広島との再戦は、今季のチーム状況を残酷なほどはっきりと見せつけられた。3戦目のこの日、終盤に追い上げて意地を見せるのが精一杯。8回に1点差まで迫り、なおも無死二塁で中軸が凡退し、9回には守りのミスも絡んでダメ押しの1点を失った。

 試合後、栗山英樹監督は「色々考えます。こういう状況でずっとやってきて中々突破口を見出だせないのであれば、この形ではダメということ」と口にした。

 右大腿裏の違和感で4試合欠場中の首位打者の近藤健介捕手については「今日(8日)我慢すれば行けると思ったので、明日(9日)は状態を見て使いたい」と話した。

 9日からは現在13連敗と絶不調の巨人と札幌ドームで3連戦。栗山監督はこの日の試合後、「相手も苦しいですけど、こっちも大変な状況なのでしっかりやっていきます」と危機感を口にした。

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