「毎回ラストチャンスだと思って…」ソフトB松本が見せる確かなる成長

ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】

6回途中まで無失点で2勝目マーク、本拠地初のお立ち台

 中4日でのマウンドで、申し分ない好投を見せた。ソフトバンクの3年目、松本裕樹投手。29日の日本ハム戦(ヤフオクD)で先発すると、6回途中まで無失点に抑えるピッチングで2勝目をマーク。本拠地で初のお立ち台に上がると、試合後も「全体的にコースに投げられたし、ストライクもどんどん取れた。緩急も使えたし、思っている投球スタイルが出せた」と納得の表情を浮かべた。

 左背部の張りで離脱中の千賀滉大投手を万全な状態で起用するために、ローテが空いたこの日。5回途中3失点、86球で降板した6月24日の西武戦(ヤフオクD)から、松本が中4日でスクランブル先発することになった。

「特別疲れが残っているとかはなかった」と上がったマウンド。序盤から日本ハム打線を手玉に取った。初回を3者凡退に斬ると、波に乗った。内外角、そして低めにボールを集めた。

 5回、先頭の石井一に二塁打を浴びたが、女房役の甲斐がバントを素早く処理して、三塁で刺す好プレー。6回2死満塁のピンチで降板したが、2番手の嘉弥真が代打・矢野を空振り三振に取る好リリーフ。味方にも助けられた。

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