田中将大力投もヤンキース打線沈黙　ジャッジ悔い「タナカは偉大だった」

コレア「彼の変化球は非常にシャープだった」　

　またガードナーも記事の中で「マサヒロは本当に、本当に素晴らしい投球をしていたと思う」と右腕の投球を評価しつつ、2失点での敗戦に悔しさをにじませた。　

　一方、田中からタイムリーを放ったコレアは「当初、タナカの球は“よく変化しているな”という感じだった」、「彼の変化球は非常にシャープだった」と右腕の前に手こずったことを明かしつつ、「2-1のカウントでセカンドにランナーがいた。彼が何か緩い球を投げてくるのではないかと思ったんだ。そしてフェアゾーンに打つことができた」と先制打の場面を振り返った。　

　インディアンスとの地区シリーズ第3戦で7回無失点と圧巻の投球を見せた田中。この日はチームを勝利に導くことができなかったが、その投球は決して悲観する内容ではなかった。先発としての最低限の役割は果たした田中に同シリーズでリベンジする機会は巡ってくるのか。第2戦目の以降の勝負の行方が注目される。

（Full-Count編集部）