ド軍先勝のWS、ダルビッシュと前田健太はキーマン カギ握る6選手に選出

ドジャース・前田健太とダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太とダルビッシュ有【写真:Getty Images】

地元メディアが特集「ドジャースはアストロズ対策に特化してダルビッシュを獲得」!?

 ドジャースは24日(日本時間25日)、本拠地で行われたアストロズとのワールドシリーズ第1戦に3-1で勝利した。1988年以来となる悲願の世界一へ向けて西海岸の名門が大きな一歩を踏み出したが、地元テレビ局「スポーツネット」電子版では、ワールドシリーズを戦う両軍で「必見の6選手」を特集。第3戦で先発予定のドジャースのダルビッシュ有、ブルペンでパーフェクトピッチングを続けている前田健太という日本人右腕コンビが堂々、選出されている。

 メジャー30球団の王者を決める頂上決戦で、日本人コンビが主役の1人とクローズアップされている。

 ドジャースで真っ先に紹介されたのはダルビッシュだ。7月にレンジャーズからトレードでやってきた右腕は、同地区だったアストロズを封じ込めてきた圧倒的なデータを誇っている。アストロズでダルビッシュ相手に最低15打席に立っている打者は、攻略に苦労しているというのだ。

 記事では、今季ア・リーグMVP最有力候補のホセ・アルトゥーベ内野手が打率.219、カルロス・コレア内野手が打率.200、マーウィン・ゴンザレス外野手が打率.043、ジョシュ・レディック外野手は打率.160という対戦成績を紹介。「もしも、あなたが事情通でなければ、ドジャースはアストロズ対策に特化してダルビッシュを獲得したと思うかもしれない」と“アストロズキラー”ぶりを評価している。

 そして、「ダルビッシュは重要な修正を施した。ファストボールを引き換えに、カットボールとスライダーを多く組み込んだ」と、ドジャースで日本人右腕がさらにレベルアップしたことにも言及している。

救援で躍動の前田には絶賛の声「ブルペンへの配置転換は見事な成果を挙げた」

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