マ軍ファンがジーターに「反逆」 100万人目指し署名活動も…現時点で83人!?

マーリンズの新オーナーに就任したデレク・ジーター氏【写真:Getty Images】
マーリンズの新オーナーに就任したデレク・ジーター氏【写真:Getty Images】

主力大量放出でのチーム再建に不満が噴出、退陣を求めるファンが賛同者を募るも…

 新オーナーに就任したデレク・ジーター氏らのもとでチーム再建を進めるマーリンズに対して、ファンが“反逆”を計画していると米ヤフースポーツが報じている。主力の大量放出で選手の総年俸を削減し、若手中心のチームへの移行を進めているが、その手法に続々と批判が噴出。チーム改革の結果が出るのは数年後になると見られるが、早くもジーターオーナーの手腕を疑問視する声もあがっている。退陣を要求するべく、ファンがインターネット上で賛同者を募り始めたものの…。

 マーリンズは今オフ、昨季リーグMVPのジャンカルロ・スタントン外野手をヤンキース、4番としてチームを牽引したマルセル・オズナ外野手をカージナルス、不動のリードオフマンだったディー・ゴードン内野手をマリナーズへと放出。年俸の高い主力を放出し、代わりに若手有望株を獲得してチームを再建するのは、低迷するメジャー球団の常套手段だが、あまりにも急激な変化には波紋が広がっている。代わりに獲得した若手の質がそれほど高くないこと、経営が黒字化すれば最高経営責任者(CEO)のジーター氏に1年毎に億を超えるボーナスが入ることなどもあり、批判の声もあがっている。

 チームの弱体化を不安視する選手は、自らトレードを志願。“新チーム”で主力となるはずだったJ・T・リアルミュート捕手、クリスチャン・イエリッチ外野手は不満を抱えており、キャンプインまでに放出となる可能性が高まってきた。また、スタントンのトレードでヤンキースから獲得したスターリン・カストロ内野手は、まだマーリンズのユニホームに袖を通していないにもかかわらず、すでにトレードを望んでいると報じられている。

 そして、ついにファンも動き始めた。米ヤフースポーツは「マーリンズファンがデレク・ジーターとブルース・シャーマンへの反逆を計画」と題した記事を掲載。「デレク・ジーターとブルース・シャーマン率いる新オーナー陣に変わってから、マーリンズはまだ1試合もプレーをしていないが、すでにとあるファンが彼らへの反逆を計画している」と伝えている。

ファンの最終目標は「ジーター氏とシャーマン氏をオーナーの座から外すこと」

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