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打線の核は助っ人2人、2桁目指す6年目右腕 オリックス2018年助っ人陣容

2017年はリーグ4位に終わったオリックス。序盤は首位争いを演じていたが、終わってみれば63勝79敗1分で3年連続Bクラスに沈み、1996年を最後に21年もの間、リーグ制覇から遠ざかっている。

来季も活躍が期待されるオリックスにステフェン・ロメロ【写真:荒川祐史】
来季も活躍が期待されるオリックスにステフェン・ロメロ【写真:荒川祐史】

ディクソンは安定した成績を残すも貯金は1度もなし

 2017年はリーグ4位に終わったオリックス。序盤は首位争いを演じていたが、終わってみれば63勝79敗1分で3年連続Bクラスに沈み、1996年を最後に21年もの間、リーグ制覇から遠ざかっている。

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 選手個々の力を見ると他球団にも負けない戦力を誇るオリックスだが、怪我人や本来の力を発揮できないまま終わった選手が多くみられた。投手陣では先発で10勝を挙げたのはエース・金子千尋のみ(12勝8敗)。ドラフト1位ルーキーの山岡泰輔が22試合に登板し8勝11敗と踏ん張りを見せたが、2014年から3年連続2桁勝利をマークしていた西勇輝はシーズン終盤に左手を骨折した影響もあり17試合5勝6敗に甘んじた。2012年のドラフト1位左腕・松葉貴大は23試合に登板し3勝12敗と低迷するなど、金子に次ぐ先発の軸を作ることができなかった。

 そんな中、入団当初から2桁勝利を期待される助っ人右腕がいる。2013年にカージナルスからオリックスに加わったディクソンだ。日本通算5年間での成績は43勝47敗、防御率3.30と、大きな怪我もすることなく安定した成績を残している。同時に何か物足りない感があるのも事実だ。年度別成績を見てみよう。

13年 23試合 8勝8敗 防御率2.77
14年 26試合 9勝10敗 防御率3.33
15年 20試合 9勝9勝 防御率2.48
16年 27試合 9勝11勝 防御率4.36
17年 25試合 8勝9勝 防御率3.24

 5年間で貯金は1度もなく、あと一歩のところで2桁勝利を逃している。勝敗は打線の援護との兼ね合いもあるが、防御率は2点台をキープする年もある。首脳陣としては、もう一皮剥けてほしいところだろう。

 先発陣の強化を図るチームは、今オフに前マリナーズのアンドリュー・アルバース投手を獲得。昨季メジャーで9試合に登板して5勝1敗1セーブ、防御率3.51をマーク。13年、17年のWBCにはカナダ代表として出場している。緩急を使って打たせて取る技巧派左腕が加入した。

 打線では、昨季はT-岡田が7年ぶりに30本塁打を記録。ベテランの中島宏之、小谷野栄一が勝負強い打撃を見せたが、「3割、30本」を期待された吉田正尚は2年連続で怪我に泣き、入団時から1番打者として期待された駿太(今季から本名の後藤に登録名変更)、序盤に好調だったチームを支えていた4番・ロメロも4月に左膝を故障し、離脱するなど、1年を通して打線を固定できなかった。

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