野球シーズン到来 パ・リーグ4球団のキャンプ初日はどうなった?

オリックスのドラ1田嶋がブルペン、ホークスは全投手がブルペンに入る

【オリックス】
 宮崎市で行われたオリックスのキャンプはあいにくの空模様で、室内練習からのスタートとなった。ドラフト1位の田嶋大樹投手がブルペン入りし、しなやかなフォームから威力のある直球を披露。開幕ローテーション入りに向けアピールした。

 さらに、今季からサイドスローに転向する佐藤世那投手が、ひとりブルペンに残って練習を続け、2人のコーチから身振りを交えた熱血指導を受ける場面も。かつて甲子園を沸かせた快腕が新たなフォームで飛躍を遂げるか、新シーズンの注目ポイントのひとつだ。

 また、今季から登録名を「駿太」からフルネームに変更した後藤駿太選手が、初めて「GOTOH」の背ネームをまとってノックを受ける場面も。オリックスの「後藤」といえば後藤光尊氏を想起するが、後藤選手もこれを機に、光尊氏のような不動の主力選手に成長できるか。

【福岡ソフトバンク】
 こちらも雨の影響で室内練習となった福岡ソフトバンクキャンプ。初日から投手陣全員がブルペンに入った。チーム理念でもある競争原理をまさに前面に押し出した格好で、早くも投手陣全体で熾烈なサバイバルが繰り広げられることが予想される。

 以上、パ・リーグ4球団のキャンプ初日の模様を振り返ってみた。パ・リーグTVでは、パ・リーグ球団のキャンプ中継を連日配信している。キャンプ地まで訪れることができなくても、新入団の注目選手、状態の気になる選手などの練習風景を手軽に楽しむことができる。

 2018年シーズンの開幕まで、あと2か月あまり。シーズン中ともオフシーズンとも異なるこの期間を楽しみながら、長く熱いペナントレースの開幕を待ちたい。

【動画】左腕が不足するオリックスの救世主になれるのか…期待のドラ1左腕が春季キャンプ初日からブルペン入り!

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