“左キラー”イチローの獲得をツインズに提言!? 米メディア「見過ごされがち」

去就が注目されるイチロー【写真:Getty Images】
去就が注目されるイチロー【写真:Getty Images】

右打ちの外野手を探すツインズだが…イチローは「左腕相手に好成績を記録している」

 2001年からメジャーでプレーするイチロー外野手は昨季限りでマーリンズと契約満了となり、現在もフリーエージェント(FA)としてMLBでの新天地を模索している。FA市場の目玉選手の多くが現在も未契約で、メジャー史上最も異常なマーケットと呼ばれている今オフ、イチローの去就問題も注目を集めているが、地元メディアは昨季ワイルドカードでプレーオフ進出を果たしたツインズに「左キラー」として背番号51の獲得を提言している。

「4番目の外野手としてイチローの場合」と特集したのは米国のツインズ専門メディア「ツインキー・タウン」だ。

 ツインズは現在、4番手の外野手として右打者を必要としているとされている。エディ・ロサリオ、マックス・ケプラーの2人が左打ちというバランスから、レッドソックスからFAになったラジャイ・デービス外野手とナショナルズからFAとなったジェイソン・ワース外野手が獲得候補として浮上しているという。

「しかし、1人の選手がしばし見過ごされがちだ。未来の殿堂入り選手、イチロー・スズキという可能性だ」

 記事では、背番号51を4番手外野手の候補として獲得することを提言。イチローは誰もが知る左打ちのマエストロだが、典型的な左打者ではない。「確かに、イチローは左打ちだ。しかし、彼はMLBのキャリアで右腕よりも左腕相手に好成績を記録しているのだ」。こう分析した上で、マーリンズでの3年間の成績を紹介している。

イチローは「ツインズでポジディブな貢献者となる」

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