キューバ代表グラシアル獲得のホークス 助っ人6人どう使いこなす?

外国人枠4枠はほぼ確定的で、まずはファームでのプレーが有力?

 守護神のサファテ、先発のバンデンハーク、そして主砲のデスパイネが外れることはないだろうし、現状ではモイネロもチームに不可欠な存在だ。となると、グラシアルは当面、ファームに置かれ、チャンスを待つことになるだろう。

 本職は松田宣浩のいる三塁。ただ、それだけでなくセカンドやショート、外野を守ってきた実績はある。松田に故障や不振などの有事があった際のバックアップ、ないし、外国人投手の不振や離脱、休養などの際に代わって1軍に上がってくるという使われ方が最も有力だろうか。可能性は低いだろうが、投手を1枚削って、二塁や外野に置いた超強力打線というのも面白い。

 キューバ国内リーグで635試合に出場し、82本塁打、通算打率.310のハイアベレージを残しているグラシアル。支配下6人の外国人、他球団であれば、全員が主力級と言えるだろう。なんともまあ、贅沢で豪華な助っ人陣容だ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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