どうなる鷹の開幕ローテ、6枠目は中田が1歩リード? 工藤監督「いい評価」

ソフトバンク・中田賢一【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・中田賢一【写真:荒川祐史】

28日の楽天戦で3回を完全投球「監督、コーチにいいものをみせていかないと」

 最後の椅子をかけた競争が熾烈だ。ソフトバンクの開幕ローテの争い。開幕投手を務める千賀滉大投手をはじめとする5枚目までは、ほぼ確定している。最後の1枠は誰になるか。一歩も譲らぬ戦いが、オープン戦期間中も続いていく。

 ソフトバンクは千賀のほか、昨季最多勝の東浜巨、ベテランの和田毅、オランダ人助っ人のリック・バンデンハーク、そして武田翔太の5人までが先発ローテに入る見込み。6番目候補の筆頭として名前が挙がるのは、中田賢一、石川柊太の2人である。

 田中正義や高橋純平といった若い面々はキャンプで先輩を追い抜けるほどのアピールには至らず、松本裕樹は腰痛のためにリハビリ組。ベテランの摂津正もいるが、中田、石川の2人に比べると、立ち位置は厳しいと言わざるを得ない。

 中田と石川の競争は、一歩、中田がリードしている状況だろうか。

 2月28日の「球春みやざきベースボールゲームズ」楽天戦で先発マウンドに立った中田は、上々の内容を見せた。初回を簡単に3者凡退に切って取ると、2回、3回と1人の走者も許さなかった。3回を完全投球。「真っ直ぐは良かったですね。真っ直ぐの高さとコースを意識して投げました。甘い球はあって、まだやらないといけないことはあるなと思いました」と振り返った。

24日の紅白戦でも無安打に抑える好投

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