本塁打強奪&マルチ イチローの一問一答「ここで野球できるのは気持ちいい」

インディアンス戦でマルチ安打を記録したマリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】
インディアンス戦でマルチ安打を記録したマリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】

3回に本塁打をもぎ取る超美技、「難しさは少しありました」も…

 3月31日(日本時間1日)の本拠地インディアンス戦に「9番・左翼」でスタメン出場し、ホームラン強奪キャッチにマルチ安打と大活躍したイチロー外野手。メジャー通算3082安打として、キャップ・アンソン(3081安打)を一気に抜き去って歴代単独21位に浮上した。

 3点ビハインドの3回表、イチローはラミレスの大飛球をジャンプ一番でスーパーキャッチ。完全にフェンスを越えていた打球をもぎ取る圧巻の美技だった。さらに、打撃でも直後の3回裏に相手先発カラスコからマリナーズ復帰後初安打を放つと、7回にはメジャー屈指の中継ぎ左腕ミラーのスライダーを巧みにレフト前に運び、マルチ安打を記録。試合は5-6で敗れたが、攻守両面で圧倒的な存在感を見せた。

 試合後、イチローは“ホームランキャッチ”について「言うほど難しいプレーじゃない」と淡々。また、本拠地セーフコ・フィールドでのプレーには「本当に気持ちいい」と話した。以下は試合後の一問一答。

――3回のファインプレーのレフトフライ。余裕があった?

「いや、レフトで経験がないので、そこの難しさは少しありました。ただ、捕りますけど(笑)」
 
――ドンピシャリのタイミングでのジャンプだった。

「言うほど難しいプレーじゃないです、そんなに。でも、この早い段階であの打球を打ってくれるのは助かりましたね、やっぱり守備の機会も印象があるんですよ。その(アピールの)意味で大きいですよね」
 
――デーゲームだったが、太陽の光はどうだった?

「あれはなかったです。(2回の)キプニスの打球の方が太陽が邪魔をしました。あっちの方が」

セーフコ・フィールドでのプレーには「ここで野球できるのは本当に気持ちいい」

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