広島育成→独立L→ロッテ NPB復帰2年目のロッテ24歳外野手が狙う1軍定着

ロッテ・三家和真【写真:荒川祐史】
ロッテ・三家和真【写真:荒川祐史】

故障に苦しめられた広島育成時代、4年ぶりNPB復帰のロッテでは…

 NPBに復帰して2年目の千葉ロッテ・三家和真選手。昨季は2軍でチーム最多の107試合に出場し、今季もここまで遊撃のレギュラーとして25試合に出場している。

 今では故障に強い選手となった三家だが、広島の育成時代は、1年目だった2012年秋に膝を負傷し、秋季キャンプと翌年の春季キャンプはチームに動向せずリハビリに専念するなど、とにかく故障が多かった。結局、2年目の2013年は2軍での試合出場も5試合のみにとどまり、同年オフに戦力外通告を受ける。

 2014年からはプロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの信濃に入団し、2015年からの2年間は石川でプレー。そして、2016年秋に行われた千葉ロッテ秋季キャンプでの入団テストに合格し、支配下契約と背番号「61」のユニホームを手に入れた。

 4年ぶりにNPB復帰した昨季は1軍でも4試合に出場し、今季は開幕2軍ながら元気にプレーしている。広島時代よりも故障が減った理由について「体もでかくなったんじゃないですかね」と笑顔。「知識は全然ないと思いますけど、高校出てすぐの時に比べると、体も強くなっていると思います。厚みとか体の大きさもそうですけど強くなっている。1回怪我もしているので、ケアの面はだいぶ意識しています」と話した。

出場機会が増えたロッテで励む技術的な反省や修正

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