大谷、DH制がない敵地ロッキーズ2連戦は「代打に限られる」 番記者が予想

今後のナ・リーグ主催試合では投打で躍動も「エンゼルスは反対意見を持ってはいない」

「ナ・リーグの球場でプレーすることが決まっている際、そこでローテーションがオオタニの番に回ってきた場合に、彼に同日の試合で投打両方をこなさせることにエンゼルスは反対意見を持ってはいないと考えています。僅かですがオオタニは日本でその経験があるので、彼にとって全くもって馴染みがないということにはならないでしょう」

 日本では、むしろパ・リーグ本拠地でDHを解除して先発マウンドに上がり、「リアル二刀流」で活躍したこともある大谷。「1番・投手」で先発し、初回に初球先頭打者弾を放った上に8回5安打無失点10奪三振の快投で勝利投手となった2016年7月3日のソフトバンク戦はその最たる例だ。ただ、大谷はDHで出場した試合では走塁でも際立った能力を見せるなど、アグレッシブなプレーも多いだけに、エンゼルスではまだ負傷のリスクを考えて慎重な見方が多いようだ。

 グアルダード記者はさらに「もしオオタニが足首を負傷しなかったら、今週のクアーズ・フィールドでのロッキーズ戦で彼がマウンドと打席の両方に立つ姿を見ることになっていたでしょう。(今季)エンゼルスにはインターリーグ(交流戦)のシリーズがロサンゼルス、アリゾナ、サンディエゴで依然として予定されているため、チャンスは再びやってくることも考えられます」とも言及。左足首捻挫で先発予定が変わっていなければ、ロッキーズ戦で登板し、打席に立っていたというのだ。

 いずれにしても、今季中にナ・リーグ本拠地で先発し、投打で躍動する日が来る可能性は十分。その時は、マイク・ソーシア監督がどの打順に入れるかにも注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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