Dバックス先発右腕、平野佳寿への絶大な信頼語る「もっと前に来ていれば…」
前半戦は26試合連続無失点も記録、先発コービン「すごく大きな役割を果たしている」
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は、メジャー1年目の前半戦を終えて46試合登板で2勝1敗21ホールド、防御率2.20という成績をマーク。日本人メジャーリーガー史上2位となる26試合連続無失点記録も樹立した右腕は、オールスターに出場したチームメートからも称賛されている。
「ヨシはチームにすごく大きな役割を果たしている。本当だ。26試合連続で無失点に抑えた。いつどんな状況で名前を呼ばれても、準備ができている。そして、抑えてくれる信頼もある。個人的にはヨシがもっと前にDバックスに来てくれればよかったのに、と思っている。どんな活躍を見せてくれただろうか。そうすれば、うちのブルペンはもっと強力だったと思うよ」
こう語ったのはダイヤモンドバックスの左腕パトリック・コービン投手。今季6勝4敗、防御率3.24と活躍しており、17日(日本時間18日)のオールスターにはキャリア2度目の選出を果たした。
34歳でメジャーの扉を開いた日本人右腕がもっと早く米国に上陸していたら……。コービンがそんな「IF」も口にするほど、前半の活躍は目覚しかった。上原浩治投手(現巨人)がレッドソックス時代の2013年に記録した27試合連続無失点に迫る快投を続け、地元紙「アリゾナ・リパブリック」電子版は「素晴らしく、お手頃価格での契約だった」と称賛しているほどだ。