前田健太、ブルワーズ戦で8勝目なるか 指揮官「今まで通りの投球をすること」
ロバーツ監督はチェンジアップの有効性を指摘
ドジャース前田健太投手は30日(日本時間31日)、本拠地でのブルワーズ戦で8勝目を目指し、先発に臨む。試合前に囲み会見に応じたデーブ・ロバーツ監督は「ケンタに必要なのは今まで通りの投球をすること」と、今季は安定したパフォーマンスを続ける右腕に期待した。
前田は今季ここまで19試合(17先発)で投げ、7勝5敗、防御率3.27の成績。前回の24日(同25日)敵地フィリーズ戦では7回を投げて4失点を喫したが、3回まではパーフェクトの快投を見せた。
ロバーツ監督は「速球でストライクを撮り、スライダーやスプリットチェンジを織り交ぜる。スプリットチェンジは左打者に有効なボールであり、同時にスピードのある速球でカウントを取ることもできる」と話し、前田が投げるチェンジアップの有効性について称えた。
今季ブルワーズとは初対戦となるが、イエリッチやケインらが加わった打線を相手に圧倒的なパフォーマンスで勝利を飾れるか期待したい。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)