最後の達成者は今から12年前 遠ざかるオリックス外国人投手の記録とは…

オリックスのアルバース【写真:荒川祐史】
オリックスのアルバース【写真:荒川祐史】

アルバースは前半戦で9勝も…オールスター明けは未勝利で8月中旬に登録抹消

 最後に達成したのは遠い昔……。オリックスの外国人投手から今季も2桁勝利達成者は現れないのだろうか。

 外国人投手は3人体制で臨んでいる今季。新外国人のアルバースが5月1日の西武戦から6月26日の西武戦にかけて自身7連勝を達成するなど、前半戦だけで9勝を挙げる大活躍。10勝は単なる通過点で、ペース的に15勝以上の勝ち星を積み重ねるのではないかと予想された。

 しかし、オールスター明けは5試合に登板して未勝利。10勝に王手をかけてから7試合に登板したが、その間は1つも白星を挙げることができず。8月14日の登板を最後に1軍登録を抹消された。

 10勝に王手をかけながら勝てなかった外国人投手といえば、ディクソンが当てはまる。2013年にオリックスへ入団した右腕は2年目の2014年から3年連続で9勝と、“10勝の壁”を突破できずに3度にわたって跳ね返されてきた。

 9勝を挙げてからのディクソンは、2014年が3試合、2015年が0試合、2016年が6試合に登板したが、1度も白星を手にすることができなかった。

2007年以降の外国人投手の勝利数は…

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