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日本シリーズ史上初の「福岡×広島」 投打のカギを握る若鷹を探る

シーズン2位から「SMBC日本シリーズ2018」への進出を果たしたソフトバンク。工藤公康監督は「パ・リーグの代表としてファンの皆さんに喜んでもらえるシリーズにしたい」と高らかに宣言した。

「野球人生の分岐点になった」という2人のホークス指揮官

 また、工藤監督は広島との日本シリーズについて、自身の思い出を回想した。

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「まだ西武にいた頃の1986年。初戦引き分けから3連敗しましたが、そこから4連勝しました。最後の方は緊張して唇も真っ青でした」

 史上唯一の第8戦。当時の工藤投手は3-2と勝ち越した直後の8回裏からマウンドに上がった。ピンチを背負いながらも2回無失点。歓喜の胴上げ投手となった。

「あそこを乗り越えられたことで、自分自身も変われたかなと思います」

 そして、この試合が「野球人生の分岐点になった」と語ったもう1人の男が、ソフトバンク前監督の秋山幸二氏だった。6回表に同点ホームランを放ち、本塁生還の際に、あの有名なバック宙ホームインを初めて披露したのだ。

「あれで“自分”というものが変わるキッカケになった。反響が大きかったしね。自分自身がより積極的になったし、責任も増した。何よりイメージもついた。あれがなければ『秋山幸二』というただの選手だったかもしれない」

 球界を代表するスターへのきっかけとなったカープとの日本シリーズ。今のホークスでその歴史を受け継ぐとすれば、上林誠知外野手に期待したい。今季は143試合にフル出場し、打率.270、22本塁打、62打点、13盗塁と、ブレイクを果たした昨季をさらに上回る成績を残してみせた。「パーソル CS パ」でもファイナル第3戦で1試合6打点の大活躍を見せた。

 昨年のポストシーズンでは自身の不甲斐なさに悔し涙に暮れた。イチロー選手に憧れる背番号51は、このひのき舞台を戦い終えた時、どんなたくましい表情を見せてくれるだろうか。

(「パ・リーグ インサイト」田尻耕太郎)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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