MLB新人王、大谷&平野が得票 6年ぶり両リーグ得票で日本人得票者は20人に

ダルビッシュと前田健太は3位、城島、井口、松坂は4位で受賞逃す

〇2005年 ア・リーグ 28人
1.ヒュートン・ストリート(アスレチックス)97(15人)
2.ロビンソン・カノ(ヤンキース)57(4人)
3.ジョニー・ゴームズ(デビルレイズ)39(2人)
4.井口資仁(ホワイトソックス)30(5人)

〇2006年 ア・リーグ 28人
1.ジャスティン・バーランダー(タイガース)133(26人)
2.ジョナサン・パベルボン(レッドソックス)63(0人)
3.フランシスコ・リリアーノ(ツインズ)30(1人)
4.城島健司(マリナーズ)10(0人)

〇2006年 ナ・リーグ 32人
1.ハンリー・ラミレス(マーリンズ)105(14人)
2.ライアン・ジマーマン(ナショナルズ)101(10人)
3.ダン・アグラ(マーリンズ)55(6人)
7.斎藤隆(ドジャース)2(0人)

〇2007年 ア・リーグ 28人
1.ダスティン・ペドロイア(レッドソックス)132(24人)
2.デルモン・ヤング(デビルレイズ)56(3人)
3.ブライアン・バニスター(ロイヤルズ)36(1人)
4.松坂大輔(レッドソックス)12(0人)
6.岡島秀樹(レッドソックス)3(0人)

〇2008年 ナ・リーグ 32人
1.ジョバニー・ソト(カブス)158(31人)
2.ジョーイ・ボット(レッズ)76(1人)
3.ジェア・ジャージェンス(ブレーブス)34(0人)
6.福留孝介(カブス)4(0人)

〇2012年 ア・リーグ 28人
1.マイク・トラウト(エンゼルス)140(28人)
2.ヨエニス・セスペデス(アスレチックス)63(0人)
3.ダルビッシュ有(レンジャーズ)46(0人)

〇2012年 ナ・リーグ 32人
1.ブライス・ハーパー(ナショナルズ)112(16人)
2.ウェード・マイリー(ダイヤモンドバックス)105(12人)
3.トッド・フレイジャー(レッズ)45(3人)
5.青木宣親(ブルワーズ)11(0人)

〇2014年 ア・リーグ 30人
1.ホセ・アブレイユ(ホワイトソックス)150(30人)
2.マット・シューメイカー(エンゼルス)40(0人)
3.デリン・ベタンセス(ヤンキース)27(0人)
5.田中将大(ヤンキース)16(0人)

〇2016年 ナ・リーグ 30人
1コーリー・シーガー(ドジャース)150(30人)
2.トレア・ターナー(ナショナルズ)42(0人)
3.前田健太(ドジャース)37(0人)

〇2018年 ア・リーグ 30人
1.大谷翔平(エンゼルス)137(25人)
2.ミゲル・アンドゥーハー(ヤンキース)89(5人)
3.グレイバー・トーレス(ヤンキース)25(0人)

〇2018年 ナ・リーグ 30人
1.ロナルド・アクーニャ.Jr(ブレーブス)144(27人)
2.ホアン・ソト(ナショナルズ)89(2人)
3.ウォーカー・ビューラー(ドジャース)28(1人)
6.平野佳寿(ダイヤモンドバックス)1(0人)

 今年は6年ぶりに両リーグでNPB出身の日本人選手が得票した。大谷翔平は30人中25人の1位票を獲得し、ライバルと見られていたヤンキースのアンドゥハーへの1位票は5人だけだった。ナ・リーグで最優秀新人を争ったアクーニャJr.とソトは、今、日米野球で来日中。平野は3位票を1票獲得した。

 大谷と平野を含め、これまで20人の日本人選手が新人王の記者投票で票を得ている。来季は大谷翔平の高校時代の先輩である西武・菊池雄星のメジャー挑戦が濃厚だが、5人目の新人王に輝けるだろうか。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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