西武は守備も鉄壁、広島菊池よりヤクルト山田が上? 12球団“最強”の二遊間は…
西武の浅村&源田、ロッテの中村&藤岡が高数字叩き出す
各球団で最も多く二遊間を守った選手を見てみる。RF(レンジ・ファクター)は1試合当たりのアウト数で、守備範囲の広さを示す数値とされる。
西武
二)浅村栄斗 142試279刺412補12失99併 率.983 RF4.87
遊)源田壮亮 143試271刺526補11失112併 率.986 RF5.57
ソフトバンク
二)牧原大成 57試111刺177補0失32併 率.1000 RF5.05
遊)今宮健太 98試152刺226補11失45併 率.972 RF3.86
日本ハム
二)渡邉諒 57試94刺150補6失29併 率.976 RF4.28
遊)中島卓也 131試213刺422補13失68併 率.980 RF4.84
オリックス
二)福田周平 102試151刺230補4失43併 率.990 RF3.74
遊)安達了一 140試200刺417補7失69併 率.989 RF4.40
ロッテ
二)中村奨吾 143試329刺486補6失89併 率.993 RF5.70
遊)藤岡裕大 143試227刺419補14失77併 率.979 RF4.52
楽天
二)藤田一也 81試132刺192補1失36併 率.997 RF4.00
遊)茂木栄五郎 98試139刺231補11失48併 率.971 RF3.78
アウト数1位、2位の西武は浅村と源田、ロッテは中村と藤岡でほぼ二遊間を固定していた。源田の守備範囲は抜群だが、併殺数を見ると、二塁浅村との相性も良かったことがわかる。浅村がFA移籍した西武は打撃だけでなく、内野守備でも大きな見直しを迫られることになる。
〇セ・リーグ
1巨人1511(584刺927補)174併 率.982
2中日1471(549刺922補)169併 率.990
3ヤクルト1458(540刺918補)175併 率.979
4広島1359(490刺869補)179併 率.993
4DeNA1359(544刺815補)174併 率.976
6阪神1327(520刺807補)145併 率.976
巨人が1位、続いて中日が2位に入り、阪神が最少。阪神は、併殺数もリーグ最少となっており、守備率.976もDeNAと並び12球団でワースト。昨季の最下位は、内野守備にも一因があったと考えられる。
セ・リーグ各球団で最も二遊間を守った選手の守備成績は以下の通りになる。