栄えある大役は誰? 千賀vs多和田、大瀬良vs菅野…12球団開幕投手を大予想

セ・リーグはDeNAvs中日の予想が最も読みづらい?

【セ・リーグ】

◇広島:大瀬良大地vs巨人:菅野智之
 昨季のクライマックスシリーズ・ファイナルステージと同じ顔合わせとなるマツダスタジアム。広島・大瀬良、巨人・菅野と両エースのぶつかり合いとなると見て、ほぼ間違いないだろう。大瀬良は昨季15勝で最多勝に輝き、菅野は同じ15勝で最多勝、最優秀防御率、沢村賞などを獲得。巨人は菅野一択、広島ならばジョンソンも候補と言えるが、右腕2人の真っ向勝負が実現する可能性は限りなく高い。

◇阪神:メッセンジャーvsヤクルト:小川泰弘
 選抜高校野球開催のため、京セラドームで開幕を迎えるこのカード。阪神は今季から外国人枠を外れて日本人扱いとなるメッセンジャーが最有力。今季から加入する西勇輝、ガルシアも候補となるが、長らく虎の台所を支えてきた右腕に5年連続の大役を託すことになるのではないか。ヤクルトは小川が最右翼。昨季はブキャナンが務めたが、3年ぶりに託される可能性が高い。昨季は右肘の疲労骨折から復帰して18試合で8勝、防御率2.75の好成績をマーク。今季はエースとして期待されるだけに開幕投手を任される可能性は十分ある。

◇DeNA:東克樹vs中日:笠原祥太郎
 昨季4位のDeNAと5位の中日は横浜スタジアムで開幕戦を戦う。両チームとも12球団の中では開幕投手が読みづらいチームではないだろうか。DeNAは昨季チーム唯一の2桁勝利となる11勝をマークした東が有力な候補だが、復活を目指す今永や濱口、石田らにも可能性はある。一方の中日はチームトップの勝ち星をマークしたガルシアが阪神へ移籍し、これに続くのは6勝の笠原と松坂。松坂の昨季の登板のほとんどが本拠地ナゴヤドームだったことを考慮すると、横浜での開幕戦は笠原が最有力か。2年連続の小笠原、新助っ人のロメロなどなど可能性の幅は広い。

【表】昨年の開幕投手の成績はどうだった? 18年開幕投手の投球結果一覧

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