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プロ入り前の高校、大学、社会人、ボーイズまで…パの先輩・後輩相関図

野球人にとっての「正月」と言えば、2月1日のプロ野球キャンプインの2月1日。プロへの扉を開いた新人選手にとっても、キャンプインは野球人生を懸けた戦いが始まると同時に、関係者への挨拶回りをする時期でもある。そこで、まことにお節介ながらパ・リーグの新人選手に向けて「リーグ内のこの人には……」という人物をピックアップした。

早稲田大・明治大が圧倒的、大学ー社会人出身のルーキーは大忙し?

 大学野球は東京六大学リーグと東都大学リーグに所属するチームが「名門」とされることが多い。近年でプロに多数の選手を送り込んでいるのは東京六大学なら早大と明大。東都なら亜大である。早大からはロッテのドラフト3位で小島和哉投手が新たにプロ入りした。早大出身者ではソフトバンクの大竹耕太郎投手に、ベテラン・和田毅投手とサウスポーの先輩がおり、2010年のドラフト1位トリオの日本ハム・斎藤佑樹投手、西武の大石達也投手、楽天の福井優也投手もいる。パ球団に在籍する現役OB11人中8人が投手ということもあり、いいアドバイスをもらえそうだ。明大からは楽天6位の渡邊がプロ入り。渡邊は横浜高時代の人脈を含めて、忙しくなりそう。これもエリートコースを歩む者の宿命と言えるだろう。

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 亜大からはオリックスのドラフト2位、頓宮裕真内野手、ロッテのドラフト5位、中村稔弥投手がパ球団入り。亜大OBは大学随一の練習量と規律の厳しさで揉まれてきただけあって、ソフトバンクの松田宣浩内野手を筆頭に魂のこもったプレーをする選手が多い。そうした先輩から亜細亜魂を注入され、プロでたくましく生き残っていくかもしれない。

 異色なのは富士大の出身者だろう。富士大は岩手にあり、北東北大学リーグの強豪。西武には毎年のようにドラフトで指名されており、山川穂高内野手、外崎修汰内野手、多和田真三郎投手と昨季のリーグ優勝に大きく貢献した3人がいる。今年は佐藤龍世内野手がドラフト7位で西武に入団しただけでなく、鈴木翔天投手も楽天8位で入団した。佐藤龍は北海人脈と併せて、いきなり縁の深い選手に囲まれることになった。

 社会人で近年プロ球界に多数選手を送り込んでいるのは、JR東日本とトヨタ自動車。JR東日本からは高卒5年目にして開花したソフトバンクのドラフト4位で指名された板東湧梧投手、トヨタ自動車からはオリックスのドラフト4位で富山凌雅投手が進む。この2人は高卒社会人だが、大卒社会人ともなればその球歴が華やかであればあるほど人脈も色濃くなる。特徴的なのは、今年で27歳を迎えるオールドルーキー、西武ドラフト6位の森脇亮介投手である。

 京都の塔南時代にバッテリーを組んだ1学年下の駒月仁人捕手と再びチームメートとなり、日大OBとしても西武に十亀剣投手、オリックスに吉田一将投手といった先輩がいる。社会人・セガサミーOBとしてはオリックスに宮崎祐樹外野手、浦野博司投手と先輩がいる。森脇には年齢的にも即戦力の期待がかかるだけに、関係の深い人物からの情報収集で活躍へと結びつけたいところだ。

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