【野球と音楽】仮面女子・猪狩ともかが語る…ライオンズ女子による選手&グルメの“萌えトーク”

Full-Countの西武担当を務める安藤(左)とライオンズ“萌えトーク”に花を咲かせる仮面女子の猪狩ともかさん【写真:荒川祐史】
Full-Countの西武担当を務める安藤(左)とライオンズ“萌えトーク”に花を咲かせる仮面女子の猪狩ともかさん【写真:荒川祐史】

「選手を母性で見るところがありますから(笑)」

猪狩「それで思い出したんですが、先日(4月7日の日本ハム戦)、戸川(大輔)選手と佐藤選手が初めて一緒に内野の守備につきましたよね」

FC安藤「佐藤選手がヒットを打った日に戸川選手がファーストの守備について、北海高校出身の2人が一塁と三塁にいて」

猪狩「そうそう! そうそう!」

FC安藤「これは本当にエモ過ぎる出来事でしたよね。ぐうエモです!!」

猪狩「アハハ。ぐうエモって言葉は初めて聞きましたけど、わかるー」

FC安藤「『バックグラウンド萌え』ですよね?」

猪狩「そう(笑)。野球だけじゃなくて、その人のバックグラウンドを知れば知るほど面白いんですよ。もともとは同じ高校の同級生だったけど、プロに入ってチームも分かれて、でも紆余曲折して再び巡り会うみたいな」

――まさにドラマだ

FC安藤「ぐうエモです!」

一同(笑)

猪狩「『バックグラウンド萌え』でいうと、愛斗選手と(西川)愛也選手はともに花咲徳栄高校から西武ライオンズに入団して、しかも2人とも名前に『愛』という漢字ですよ! ドラマチックですよね。だから女性って、そういう風に楽しみがちなんですよきっと」

――なるほど。男性はついスポ根的な視点だったり、数字やデータで野球を見がちですが、同じ野球観戦でも男性と女性では視点が大きく違いますよね?

猪狩「そうです。選手を母性で見るところがありますから(笑)」

FC安藤「わかります。初ヒットとか打つと我が子が打った気持ちになりますよね?」

猪狩「そうなんです!」

FC安藤「『私が産んだ』って意識はありませんか?」

猪狩「アハハ。そこまではないかも。でもドラフトを見ながら誰と誰が『ライオンズの人』になったのかチェックして、その瞬間から『うちの子』になりますから(笑)」

FC安藤「注目しているルーキーがどこの球団に行ったのかライオンズ以外の選手もチェックしておくと2軍の試合で彼らの活躍が見られますから楽しいですよ」

猪狩「私も甲子園で活躍した◯◯さんがどこに入ったのか、チェックします」

――猪狩さんは高校野球も毎回チェックしているんですよね。でも巡り巡って、因縁の2人が一緒のチームで戦うとか、時代を経て再び対決するとか昔からありますよね?

猪狩「そうです! ドラマがあるんです。選手のことも知れば知るほど野球の楽しみ方ってどんどん増えてくると思います。例えば金子(侑司)選手と源田(壮亮)選手って、とっても仲が良いので、金子選手が出塁してる時に、源田選手がホームランを打ってベンチに帰ってきた時のふたりのハグとか。そういった選手同士の関係性にも注目すると、面白いかも」

――猪狩さんの注目選手、もうひとり教えて下さい。

猪狩「高木勇人投手ですね。トークがものすごく面白くて。初めてファンの前でしゃべったのは多分、1月の壮行会だったと思います。『ライオンズの印象はどうですか?』ってインタビューされると『コンプライアンスがしっかりしていて』って答えたんです(笑)。その真剣さと面白さが、ライオンズファンのハートをグッとつかみましたね。また私が入院中にツイッターで応援コメントを書いてくださったんです。見覚えのあるブログだなと思ったら、私の投稿を引用してくれて『これから僕もがんばります』って。ものすごく嬉しかったです」

FC安藤「高木投手は以前、先発で7、8回まで投げた後に『疲れていない』というコメントを残していたので『なぜ疲れないんですか?』って聞いたら『野球が好きだから力が湧いてくる』って。本当にナチュラルに野球が好きな人なんだなって」

猪狩「ですね。今シーズンはお立ち台にいっぱい立ってもらいたいです」

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