「原監督がレスラーだったら…」 タイガーマスクが熱弁する原辰徳の“魅力”【第2弾】

2010年に巨人仕様マスクを贈呈「巨人の歴代監督でマスクを被った人は初めてだよ」

――真打ち登場です。

「『初めまして』とご挨拶してから、『今日、試合あったんだって?』なんて声を掛けていただいて。しばらく話をした後で、写真を撮ってもらって、サインもいただいて。僕、あまりサインをもらう方じゃないんですけど、海野さんがサインを欲しいって言ったら、僕の分まで書いてくださったんですよ。

 そこで一度別れたんですけど、まだ巨人の選手もいるし、マスクを脱げない。海野さんは外国人レスラーと食事に行く約束をしているっていうから、ちょっと脱ぐまで待っていてくださいよっていう話をしていたら、巨人の原監督付のマネージャーさんが降りてきたんです。そしたら『ご飯食べましたか? 監督が一緒にどうですかと言ってます』って聞かれたんで、もう速攻『行きます!』って言ってね(笑)」

――海野さんもご一緒に?

「そう。外国人選手に電話して『あ、行けなくなったからゴメン』って。海野さんに言いましたよ。『残ってて良かったでしょ』って(笑)。それから、ホテルに用意してあるケータリング用の部屋で、監督やコーチの皆さんと一緒に食事させてもらいました。もうマスクを取っていたんですけど、原監督から順番にマスクを被って写真を撮ってました(笑)」

――2010年の春キャンプでは実際にマスクのプレゼントも。

「あの時は白とオレンジで巨人仕様のマスクを作って持っていったら、思った以上に監督が喜んでくれて『よし、被るか!』って、すぐに被っちゃった。監督、グータッチまでやってくれたから、翌朝、スポーツ紙の裏一面になったんですよ。そしたら球団幹部の方に『巨人の歴代監督でマスクを被った人は初めてだよ』って言われました(笑)。マスクはハッキリした顔立ちの人が似合うんですよ。だから、原監督はすごくお似合いになりましたね」

――今年、久しぶりに見る原監督のユニホーム姿はいかがですか?

「やっぱり似合いますね~。僕、いつも監督に話すんですけど、昔のプロ野球選手って、プロレスラーもそうなんですけど、体が大きいじゃないですか。特に野球選手はお尻が大きいイメージがあって、原さんしかり、吉村(禎章)さんしかり、みんな大きいんです。打席で構えた時とか、ユニホームがピチッとして格好いいんですよね。今の選手は小粒で細身なイメージで、ユニホームもダブダブで着るから、やっぱり原さんはユニホームが似合うなって思いました」

――やはり職業柄、選手の体つきには目がいきますか?

「いきますね。今までスゲェって思ったのは、ラミレス(現DeNA監督)とディッキー・ゴンザレス。現役では坂本(勇人)選手や阿部(慎之助)選手が大きいし、亀井(善行)選手もしっかりしてたな。広島に行った長野(久義)選手もいい体格してましたよ」

会話はいつも「プロレスの話ばっかり(笑)」

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