大谷翔平、初のシーズン100安打に王手! 5の3、今季8度目“猛打賞”で大台目前
右手1本で右翼線に運ぶ二塁打など3安打で打率.307に上昇
■レンジャーズ 3-2 エンゼルス(日本時間21日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地で行われたレンジャーズとのダブルヘッダー第2試合に「3番・指名打者」で2試合ぶりに先発出場し、今季8度目の“猛打賞”と気を吐いた。今季の安打数を99安打とし、メジャーで初となるシーズン100安打にあと1本に迫った。
4回先頭で快足を飛ばして三塁内野安打とした大谷。10日(同11日)の敵地・レッドソックス戦から続く連続試合安打を「11」に伸ばすと、6回2死ではバークの外角フォーシームをバットの先で拾って中前安打として3試合連続、今季32度目のマルチ安打をマークした。
さらに、0-2で迎えた8回2死一塁の第4打席では3番手右腕ケリーの内角低めのスライダーに反応。右手一本、ヘルメットを飛ばしながらも、右翼線へ運んだ。一塁走者・フレッチャーが生還する適時二塁打。反撃の口火を切るタイムリーで、11日(同12日)の敵地・レッドソックス戦以来の3安打となった。
この日は15年9月19日の敵地ツインズ戦以来のダブルヘッダー。大谷は勝った第1試合はスタメンから外れて欠場。第2試合は5打数3安打と活躍し、今季の成績を323打数99安打16本塁打53打点とし、打率は.307にまで上昇した。メジャー初のシーズン100安打に王手をかけた。日本人のシーズン100安打は2016年の青木宣親以来。大谷にとっては日本ハム時代の2016年以来、日米通じて2度目となる。
(Full-Count編集部)