日ハム栗山監督、大谷は左膝を「ずっと気にしていた」手術決断は「翔平らしい」
日本ハム時代から不安を抱えていたことを明かし「いつやるかだけの問題だった」
日本ハムの栗山英樹監督が14日、本拠地・札幌ドームでのソフトバンク戦前に、この日左膝の手術を受けたエンゼルスの大谷翔平投手について言及した。
先天性の「分裂膝蓋骨」を抱えていた大谷。エンゼルスのプレーオフ進出が消滅したこともあり、来季に向けて手術を決断した。13日(日本時間14日)にロサンゼルス市内の病院で手術を受けて、無事に終了した。
日本ハム時代の恩師である栗山監督はこの日、大谷の左膝について「ずっとそれは気にしていたし、状況によって痛みが出ていたから。去年帰って来た時もその話をしていて、そういう意味では、いつやるかだけの問題」と、これまでにも左膝には不安を抱えていたことを明かした。
シーズンが終わる前に手術に踏み切った大谷の決断に「翔平らしいよね。肘のこともあるから、万全で野球やりたいんだろうな」と理解を示し、来季の完全復活を期待していた。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)