DeNA筒香は2年17.4億円、西武秋山は2年6.5億円!? 米メディアの評価に“違い”

MLBに挑戦することを表明したDeNA・筒香嘉智(左)と西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】
MLBに挑戦することを表明したDeNA・筒香嘉智(左)と西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

筒香は米データサイトで高評価、西武秋山は移籍情報サイトが称賛も契約予想は…

 メジャーリーグはストーブリーグがスタートし、各メディアが盛んにFA選手の“格付け”を行っている。海外FA権を行使した西武の秋山翔吾外野手、ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指すDeNAの筒香嘉智外野手も登場。米国内での評価も徐々に明らかになってきた。

 米データ分析サイト「ファングラフス」は、今オフのフリーエージェント(FA)選手のトップ50を発表。筒香を42位とした。筒香がDeNA時代の昨季記録した平均打球速度92マイル(約148キロ)はメジャーでも上位とした上で「彼は非常に大きな、全方向に打つパワーを持っている」と評価。守備面はネガティブな要素としながらも、27歳の筒香が勝ち取る契約について、2年総額1600万ドル(約17億4000万円)と予想した。

 一方、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は今オフのFA選手トップ50を発表し、秋山は45位にランクイン。「中堅手を求めている球団の興味を引くはずである。来年4月に32歳になるアキヤマはNPBの西武ライオンズで、ここ5シーズンのうち4シーズンで打率.300以上としており、下回った2016年は.296だった。その5年間で四球率は10.8%、三振率はたった14.3%だった」と高く評価した。

 さらに「誰でもそうであるが、特にアキヤマは32歳でのメジャー挑戦となり、MLBでも能力を発揮できるか疑問はある」と年齢面の懸念を指摘しつつ、「レギュラーの中堅手を求めるメジャーリーグの球団にとって最高のFAの選択肢となる」とも言及した。ただ、こちらの契約予想はかなり辛め。マッチする球団にダイヤモンドバックスを挙げ、契約内容は2年総額600万ドル(約6億5200万円)と算出している。

 なお、こちらのランキングでは筒香はベスト50に入っておらず、“次点”の扱い。2つのサイトで算出方法は違うため、単純比較はできないが、メジャーのFA市場は年齢で契約に大きな差がつくのも確か。2人が最終的にどのような契約を手にするのか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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