【プレミア12】台湾、オリ張奕の快投で韓国完封 監督は称賛「勝てたのは偶然ではない」

スーパーラウンド初勝利、張奕は7回途中4安打零封の快投「失点は考えてなかった」
■チャイニーズ・タイペイ 7-0 韓国(プレミア12・12日・ZOZOマリン)
「第2回 WBSCプレミア12」のスーパーラウンド、韓国-チャイニーズ・タイペイ戦が12日、ZOZOマリンスタジアムで行われ、チャイニーズ・タイペイが7-0で完封勝ちした。チャイニーズ・タイペイ先発のオリックス張奕投手は7回途中4安打無失点の好投。「自分のベストを尽くして、1番良い結果、パフォーマンスを出したかった。失点は考えていなかった」と振り返った。
初回にいきなりピンチを迎えた。先頭のパク・ミンウに四球、2番キム・ハソンに内野安打を許して無死一、二塁。「韓国の実力、レベルが高いと思った。そこでたくさんのことを考えすぎないようにした」と後続を二飛、中飛、空振り三振で打ち取った。いきなり29球を要したが、なんとか切り抜けた。
すると2回に味方が2点を先制。2回も2死一、二塁と得点圏に走者を許したがパク・ミンウを遊飛。3回も2死から左前打を打たれたが、続く打者を右飛に抑えた。その後は「2、3、4回は徐々に感覚を呼び戻せた」と調子を上げ、4~6回は無安打の快投。6点リードとなった7回も続投し、2死二塁としたところで降板した。112球の熱投に、台湾のファンで埋まったスタンドから拍手が送られた。