海外FAの秋山がカブスなど3球団と面談 シカゴメディア「ニーズを満たすのに貢献できる」

去就に注目が集まる西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】
去就に注目が集まる西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

カブスは今季「先頭打者」と「中堅手」の成績が低調だった

 海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す西武・秋山翔吾外野手がカブスを含め計3球団と面談した。米「NBCスポーツ・シカゴ」が伝えている。

「NBCスポーツ」は「カブスが複数のニーズを満たす可能性のある日本人FAショウゴ・アキヤマと面会」とのタイトルで詳報。シカゴのラジオ局「670 the score」のブルース・ルバイン記者のツイッターを紹介している。

 ルバイン氏は「関係者によると、カブスと他2球団が日本人中堅手ショウゴ・アキヤマと面会した。彼は打撃と守備で不足しているものを埋める能力を持っている。通算出塁率.376」と投稿している。

「NBCスポーツ」は「アキヤマは中堅手と先頭打者というカブスの複数のニーズを満たすのに貢献できるだろう」と指摘し、今季のカブスについて言及。「先頭打者として11人が起用されたが、打率.212、出塁率.294でどちらも先頭打者の成績としてMLBで最下位だった」と説明している。

 さらに「今季カブスでは5人が中堅手として出場し、計.232(打率)/.305(出塁率)/.388(長打率)でOPS(出塁率+長打率).693の成績であり、中堅手の打率とOPSがメジャー20位だった」としている。

 記事はまた「アキヤマはそれほど高額にならないとみられているが、ルバイン記者が言及したようにカブスの他にも候補がいる」とも説明している。

「先頭打者」と「中堅手」というカブスのニーズに応えられる存在の秋山。動向が、俄然注目されることになった。

(Full-Count編集部)

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