MLB今季平均年俸は約4.4億円、2年連続減少は“史上初” NPB平均は3985万円と雲泥の差
1967年に統計を取り始めて以来、平均年俸が初めて2年連続で減少
今オフも大型契約が続出するMLBだが、今季の平均年俸が1967年に統計を取り始めて以来、初めて2年連続で減少した。AP通信が伝えている。
MLB選手会が20日(日本時間21日)に発表したところによると今季の平均年俸は405万1490ドル(約4億4300万円)で、昨年の409万5686ドル(約4億4800万円)から1.1%ダウンしたという。
メジャーリーグの平均年俸が2年連続で減少したのは1967年に選手会が調査を開始して以来、初めて。昨年は2004年以来、14年ぶりに平均年俸が減少。昨オフはほぼ全球団が、ぜいたく税の対象となることを避けるため緊縮財政を敷いたことが平均年俸減少につながっていた。
MLB選手会が統計を取り始めた1967年以降、前年に比べた平均年俸が減少したのは、1987年、1995年、2004年、2018年に続き5度目だという。
ちなみに日本プロ野球選手会が発表した2019年の平均年俸は3985万円だった。
(Full-Count編集部=AP)