46歳コロンが「もしかしたら日本で…」 MLB公式がNPB挑戦の可能性を示唆

現在FAとなっているバートロ・コロン【写真:Getty Images】
現在FAとなっているバートロ・コロン【写真:Getty Images】

46歳コロンは現役続行へ強い意欲、MLB公式記者「まだ引退する準備ができていないと言っています」

 メジャー通算247勝を誇る46歳のバートロ・コロン投手。昨季はメジャー球団からオファーはなく、5月24日に47歳となるが、まだまだ現役続行へ意欲を見せているようだ。MLB公式サイトはベテラン右腕の近況を伝え、その中で日本球界へ移籍する可能性を示唆している。

 コロンの近況を伝えたのは、MLB公式サイトのジェシー・サンチェス記者だ。コロンは2018年に現役最年長プレーヤーとしてレンジャーズで28試合に登板し、7勝12敗、防御率5.78をマーク。これまで自身のインスタグラムで投球動画を公開して健在ぶりを伝えているが、現役続行へ強い意欲を見せているという。インタビュー取材したサンチェス記者は、こう語った。

「コロンはまだ引退する準備ができていないと言っています。まだ貢献できると感じているのです。彼と話をしてみると、心の中ではメジャーリーグに復帰したい思いがあります。マイナー契約を結ぶことを望んでいます。それが実現するかどうかはわかりません彼は昨年全く登板していません。彼のキャリアを通じて成し遂げた功績、そして彼の年齢を皆が理解しています。しかし、彼が言い続けていることがあります。2020年に登板するということです。つまり、プレーするための選択肢を探していくということになります」

 47歳シーズンでの現役続行は、極めて厳しい道のりとなる。サンチェス記者はベテラン右腕の「選択肢」として、NPB行きの可能性を口にした。

「その選択肢には、日本も含まれるということです。彼がメキシコで登板するオファーを受けているということは、私の知る限り確かなことです。バートロをマイナーリーグやメジャーリーグで見ることにはならないかもしれません。もしかしたら、日本で見ることになるかもしれません。もし他の選択肢が上手く発展していかない場合、メキシコで彼を見る可能性が十分にあります」

 NPBでは中日で通算219勝を挙げた山本昌が現役引退した2015年に50歳で登板した例があるが……。“超大物”助っ人が日本球界で腕を振ることはあるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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