元広島バリントン氏、大学時代の功績を称え殿堂入り「一員になることを誇りに」
ボールステイト大学時代の功績を称えミッドアメリカン・カンファレンスの殿堂入り
広島、オリックスでNPB通算45勝をマークし活躍したブライアン・バリントン氏が全米大学体育協会(NCAA)に所属するミッドアメリカン・カンファレンスの殿堂入りを果たした。地元紙「インディアナポリス・スター」が伝えている。
バリントン氏はボールステイト大学時代を経て全米ドラフトで全体1位指名でパイレーツに入団。その後はメジャーで登板するも結果が出ず、広島に移籍し先発として活躍。バリントン氏が大学リーグの殿堂入りを果たしたことを受け同大学のリッチ・マロニー監督は「彼は、最高のアスリートの1人だった。大学だけでなく、ミッドアメリカン・カンファレンスでも彼は誰にも劣らないアスリートだった」と称えている。
マロニー監督は大学時代のバリントン氏を振り返り、2001年のナショナルチャンピオンであったマイアミ大学を相手に8回13奪三振の快投を見せたエピソードを紹介。また、ドラフト直前だった2002年のトーナメントでは怪我のリスクを顧みずマウンドに立つなど数々の伝説を残してきたという。
現在はブルワーズの国際スカウトとして活躍するバリントン氏は今回の殿堂入りについて「全く、考えてもいなかったことで、とても驚きました。でも、とても嬉しく思っています。このグループの一員になることを誇りに思います」と、感謝の言葉を口にしている。
(Full-Count編集部)