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マエケン譲り? 広島・大瀬良が引き継ぐ“打撃もおろそかにしない”エース道

広島のエース、大瀬良大地投手が19日のDeNAとの今季開幕戦で、投げては1失点完投勝利、打ってはプロ初本塁打を放つ大活躍を演じ、広島OBでツインズの前田健太投手がツイッターで「やばいな。笑 最高!」と反応したのを見て、思わずニヤリとしてしまった。というのは今年2月、広島の宮崎・日南キャンプを取材した際、球団関係者からこんな話を聞いていたからだ。

次代を担うドラ1森下 「競い合って本物のエースに」と江夏氏

 こんな風にして、カープの“エース道”は次の世代へと引き継がれてきたのだろう。そして、大瀬良の背中を追う存在として今後注目されるのが、ドラフト1位ルーキーの森下暢仁投手(明大)である。21日の開幕第3戦に先発し、7回4安打8奪三振無失点の快投を演じながら、抑えのスコットが逆転され、プロ初白星を逃した。

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 かつて広島の守護神に君臨し、やはり今年2月の日南キャンプを訪れていた江夏豊氏に森下について聞くと、「広島には大瀬良大地という12球団一のエースがいるから、競い合いながら本物のエースに育ってほしいね」と語った。

 先発・リリーフの分業制が定着した時代にあって、昨季両リーグを通じ断トツの6完投をマークした大瀬良の責任感とスタミナを、江夏氏は格別に高く評価している。そういえば、江夏氏が高校から阪神に入団した当時、チームには村山実(故人)という大エースがいて、その後競い合う存在となった。そして江夏氏は1973年8月、延長11回を無安打無得点に抑えた上、自らサヨナラ本塁打を放つという離れ業を演じている。

 そこで森下の打撃はというと、21日の試合では2打数無安打だったが、送りバントを1つ決めた。昨年の東京六大学秋季リーグ戦では、25打数9安打1打点、なんと打率.360をマークしている。森下はどんな投手に成長していくのか。楽しみはマウンド上だけではない。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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