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拓大紅陵コールド発進 和田監督&飯田コーチ“元プロコンビ”の利点とは?

高校野球千葉大会は4日、市原市のゼットエーボールパークで第8地区2回戦が行われ、元ロッテ投手の和田孝志氏が監督、元ヤクルト外野手でゴールデングラブ賞7回を誇る飯田哲也氏がコーチを務める拓大紅陵が初登場。市原八幡を11-2の7回表終了コールドゲームで下した。

「3年生をできるだけ試合に出して、野球を楽しませてあげたい」

 特に今夏は、コロナ禍で甲子園大会が消滅し、県大会のみ代替大会となった。ルールも例年と違い、ベンチ入りメンバー20人を試合ごとに自由に変更できる。初戦のこの日、拓大紅陵のベンチ入り20人は全員3年生だったが、県内屈指の右腕として知られるエースの竹内将悟投手は、ベンチにも入っていなかった。

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「(竹内らより)先に出してあげたい選手がいたということです。今大会は3年生をできるだけ試合に出して、野球を楽しませてあげたい」と和田監督。「今のウチには、木更津総合さんなどと違い、(中学時代は)軟式野球もお遊び程度にしかやったことがない一般の子もいます。今日のメンバーのうち9人くらいはそういう子でした。代替大会となったことで、そういう子も出してあげられる大会になった」と説明。今大会の目標を「みんなで1つでも多く勝つこと」と表現した。

 もっとも、選手たちの目標はもっと明確だ。主将で中堅手の篠田は「(甲子園大会がなくなって)落ち込んでいる者が多かったですが、代替大会があるということで気持ちを切り替えました」と語り、「自分たちは昨年の秋の大会で準優勝しているので、この夏は絶対に負けられない。必ず優勝しようと思います」と言い切った。

 この日、飯田コーチはネット裏の観客席で、スコアブックをつけながら観戦していた。あくまで“部員100人一丸”を強調する元プロコンビが、例年にない特殊な大会でチームをどう導くか。今大会は連合チームを含む158チームが8地区に分かれて戦った後、各地区の優勝チームによる決勝トーナメントが行われる。拓大紅陵の次戦は7日午後2時開始予定で、翔凜と対戦。順当に勝ち進めば、第8地区決勝で木更津総合と当たる。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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